正論篇第十八(1)
世俗の説をなす者は、「君主の道は、秘密主義がよい」と言う。だがこれは、まちがっている。君主とは、明白に声を出し… Read More »
世俗の説をなす者は、「君主の道は、秘密主義がよい」と言う。だがこれは、まちがっている。君主とは、明白に声を出し… Read More »
世俗の説をなす者は、「桀(けつ)・紂(ちゅう)は天下を持つ王であったがこれを家臣の湯(とう)・武(ぶ)が簒奪し… Read More »
世俗の説をなす者は、「いにしえの統治がゆきとどいた黄金時代には、体刑はなくて象徴刑しかなかった。墨(いれずみ)… Read More »
世俗の説をなす者は、「湯王・武王は禁令・法令を行き渡らせることができなかった」と言う。それはどういう意味かとい… Read More »
世俗の説をなす者は、「堯帝は舜帝に禅譲した」と言う。だがこれは、まちがっている。そもそも天子というものは、その… Read More »
世俗の説をなす者は、「堯と舜は教化する能がなかった」と言う。どういう意味かと言えば、「丹朱(たんしゅ)と象(し… Read More »
子宋子(しそうし)(注1)は、「侮られることは、恥辱でない。このことが明らかになれば、人は争わなくなるであろう… Read More »
子宋子は、「人の情は、本来寡欲なのである。なのに世の人はみな己の情を多欲であると考える。これは、まちがいである… Read More »