菽麦も弁ぜず。しゅくばくもべんぜず　章炳麟

朝7時に起床。

まずは朝飯を取りに出かける。目的は油麻地にある某有名店。
途中、九龍公園を通り抜けた。

朝から体操をしている。
青龍刀を持って剣技体操をしているグループもいる。
室内プールで泳いでいる人もたくさんいる。
皆さん元気ですなあ。

地下鉄油麻地駅で降りて、窩打老道(Waterloo St)を歩いた。学校地区だ。
ふと街路樹の表示を見ると、、、「木棉」？？？

帰国して調べたら、これは「もめん」ではなくて日本語では「きわた」と読むようだ。正式名称は「インドワタノキ」(Bombax malabaricum)といって、まっすぐ成長する上に虫害に強い性質を生かして熱帯アジア地方でよく街路樹として植えられている木だとか。その名称どおり、この木の種子からはコットンに似た繊維も取れるという。ただし撚り合わせることができないので、衣服を作ることには適さないようだ。

途中、とんでもなく長い行列を見た。
どうも病院の開院を待っているようだ。
ここには名医でもいるのか？―それとも、香港は朝から行列しないと診察が受けられないほど、病院が不足しているのか？

そうしているうちに某有名店に着いたが、、、閉まっている。開店時間11:00。
『地球の歩き方』情報では7:30から開いているとなっていたが―100％信用してはいけませんな。
仕方がない。近くには結構たくさん開店している店があるので、その一つに入った。
頼んだのは、粥、叉焼包（チャーシュー饅頭）、豚饅頭に、中国風ちまき。
豚饅頭は皮がココナッツの風味がして、珍しい味だ。
中国風ちまきはものすごく大きくて、中に鶏肉が入っていた。
全体として、今回の店は、悪くない。少し期待値が回復した。

だがこの日の夕方には最悪の値まで落ちるのだが、、、