解蔽篇第二十一(1)
およそ人のわずらいとは、心が一方に偏った邪説に蔽(おお)われて大きな真理に暗くなるところにある。心をよく治める… Read More »
およそ人のわずらいとは、心が一方に偏った邪説に蔽(おお)われて大きな真理に暗くなるところにある。心をよく治める… Read More »
かつて、人君において心が蔽われた者といえば、夏の桀(けつ)と殷の紂(ちゅう)であった。桀は末喜(ばつき)と斯觀… Read More »
聖人は、心を治める術の困難を知り、心が蔽われて塞がれることのわざわいを直視する。ゆえにその心は、欲にも憎悪にも… Read More »
この心というものは、身体の統制者にして、理性判断(注1)の主体である。心は自ら命令を出すのであって、心の外部か… Read More »
およそ諸物を観察するときにおいて、疑いがあって内部の心が定まっていないならば、外部の諸物が明確に見えることがな… Read More »
およそ人間の本性(注1)を知ることによって、諸物の理(ことわり)を知ることができる。だが人間の本性を知ることが… Read More »